政府は、中南米などで暮らす日系4世の受け入れを拡大するため、日本語能力など一定の要件を満たした日系4世に、5年の滞在期間後に長期在留して働ける「定住者」の在留資格を与える方向で検討しているとのことです。
現行の制度では「特定活動」の在留資格で最長5年の滞在を認めているものの、入国時の対象年齢を18～30歳に限定していること、家族の帯同ができないことや日系4世の入国や生活を支援する「受け入れサポーター」が必要とされています。
制度改正案では、日本語能力試験2級（N2）相当の日本語力などの要件を満たせば、「定住者」へ在留資格を変更できるようにすることを検討中です。
「定住者」の在留資格では、在留期間の更新が可能となり、また、配偶者や子どもの帯同も可能となります。
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